RFM集計とは?
■RFM設定
RFM分析は、顧客管理指標の1つでR(recency)、F(frequency)、M(monetary value)に基づき顧客のセグメンテーションを行います。
■初期設定について
顧客ランキング名称、RFM設定値は予め初期設定されているので、簡単にスタートが可能です。
・初期設定

A列は、RFM分析表の項目として表示されます。(下記画像参照) B列の値に基づき自動集計されます。 R/F/Mから選択された軸に基づき6×6の集計を表示します。
・RFM集計結果(RF+M)例

上記の図(RFM集計結果例)は、Mが軸となりR×Fの表を表示しています。
・RFM表サンプル

A:優良顧客(売上の大部分を占める顧客。商品や会社に満足している。)
B:有望顧客(商品に安心感を感じ優良顧客になる可能性がある。)
C:新規顧客(初めて自社で商品を購入された顧客。有望顧客になる可能性がある。)
D:浮気予備軍顧客(流行や値引きに反応する為、他社に流出しやすい。)
E:悩み顧客(商品や会社に対し不安を感じ離反顧客になる可能性が高い。)
F:浮気・不満顧客(流行に敏感で他社に流出し、会社や商品に不満を感じ離反顧客になる)
G:離反顧客(商品や会社に不満のある顧客。)
■ランキング名称の設定
顧客ランキングを識別する名称を色別に登録します。

1.各種設定タブをクリック
2.RFM設定のボタンをクリック
3.顧客ランキング名称を色別に入力
4.入力が完了したら、登録ボタンをクリック
デフォルトは下記名称となります。
黄色:優良顧客 桃色:有望顧客 緑色:新規顧客 赤色:浮気予備軍顧客 水色:悩み顧客 薄茶色:浮気・不満顧客 紫色:離反顧客
■RFM集計値の設定
RFM集計値を設定します。

1.追加ボタンをクリックし、RFM集計追加画面を表示
2.RFM設定名称を入力
3.顧客情報と連動させるランキング集計基準に必ずチェック
4.R/F/Mの軸をプルダウンから選択
5.RFMの集計値と項目名を入力
6.登録ボタンをクリック
■RFM集計機能
RFM集計機能で抽出した対象者にメールを配信します。
・RFM集計機能の設定方法

1.集計/分析タブ内のRFM集計ボタンをクリック
2.RFM選択のプルダウンより、対象の設定を選択
3.RFMの軸を選択
4.集計基準日を設定
5.任意で商品、性別、年齢を設定 商品の指定方法は下記参照。
6.RFM集計状況ボタンをクリック
7.選択した設定のRFM表が表示
・指定商品の設定方法

1.抽出したい条件を入力 2.検索ボタンをクリック 3.検索結果から該当する商品を選択 4.選択ボタンをクリック
■RFM集計結果からメールを配信
RFM集計機能で抽出した対象者にメールを配信します。

1.配信対象のセルにチェック(複数選択可)
2.対象者にメール配信ボタンをクリック
3.配信対象が設定された状態で手動メール画面が起動するので、通常通り配信設定を行います
■RFM集計機能で抽出した結果をダウンロード
RFM集計機能で抽出した結果をダウンロードします。

1.対象のセルにチェック(複数選択可)
2.対象者ダウンロードまたは、RFM集計ダウンロードをクリック
3.ダウンロード完了
対象者ダウンロードにて対象者が重複している場合は1つにまとまります。 対象者ダウンロードでは下記の項目がダウンロード可能です。 (会員番号、名前、送信許可、メールアドレス、年齢、性別、住所) ダウンロードしたデータは、DMリストの作成などにご活用いただけます。
■RFM検索
RFMランキングを基に顧客の抽出を行います。
・RFMランキングによる顧客検索

1.該当するランキング名称にチェック
2.検索ボタンをクリック
3.該当の顧客が抽出
4.属性情報の顧客ランキングの項目に、属するランキング名称が表示
ランキングが顧客情報に反映されるのは、深夜から早朝にかけてのバッチ処理後となります。
■RFMメール
RFMランキング別にメールの設定を行います。
・RFMランキングによる自動メール配信設定

1. 種類、日付条件、その他任意項目を設定 2.赤枠部分の顧客ランキングにて対象となるランキング名称にチェック 3.送信時間を選択して設定完了
▼LTV-Lab 操作マニュアル RFM機能操作