CPM集計とは?
■CPM分析
Customer Portfolio Management(カスタマー・ポートフォリオ・マネジメント)の略で、 自社通販で取引のある顧客を「在籍期間・離脱期間・累計購入金額」により複数のグループに分け、顧客状態を見える化し、それぞれの顧客属性に沿った販促活動やオファーを提供することで、優良顧客層を拡大して利益拡大するための顧客分析手法です。 LTV-Labでは各顧客セグメントごとに客数推移を分析したり、メール等の配信を行うことができます。

■CPM客層説明

CPM分析では顧客の購入期間、在籍日数(初回購入日~最新購入日までの日数)、累計購入金額により、下記の通りに10パターンのセグメントに顧客を分けます。
【現役】 初回現役客・・初回購入から240日以上経過しておらず、2回目の購入もない顧客 よちよち現役客・・在籍日数90日未満で累計2回以上購入実績があり、最新購入から240日以上経過していない顧客 コツコツ現役客・・在籍日数90日以上、累計購入金額70000円以下かつ、最新購入から240日以上経過していない顧客 流行現役客・・在籍日数90日以上210日未満、累計購入金額70000円かつ、最新購入から240日以上経過していない顧客 優良現役客・・在籍日数210日以上、累計購入金額70000円以上かつ、最新購入から240日以上経過していない顧客 【離脱】 初回離脱客・・初回購入後、240日以上2回目の購入がない顧客 よちよち離脱客・・在籍日数が90日未満、累計2回以上購入がある(よちよち客) が、240日以上再購入がない顧客 コツコツ離脱客・・在籍日数が90日以上且つ、240日以上再購入が無い顧客 流行離脱客・・・在籍日数が90日以上210日未満、累計購入金額が70000円以上 且つ、最新購入から240日以上再購入が無い顧客 優良離脱客 ・・・在籍日数が210日以上、累計購入金額が70000円以上且つ、 最新購入から240日以上再購入が無い顧客 ※記載内容はデフォルトの集計条件です。集計条件は次のCPM設定で修正できます。
■CPM設定

↑こちらがデフォルトの在籍日数です ・「よちよち客」(累計購入回数が2回以上)の在籍日数が90日を超えると「コツコツ客」となります。 ※在籍日数=最終購入日ー初回購入日 ・「流行客」(累計購入金額が70000円以上)の在籍日数が210日を超えると「優良客」となります。 ・「コツコツ客」の累計購入金額が70000円を超えると在籍日数に応じて「流行客・優良客」となります。 ・最終購入日から240日間購入が無いと「現役客」→「離脱客」となります。
※任意に変更することは可能ですが、変更した際はデータの再集計が必要となります。変更をご希望の際はサポートまでご連絡いただきますようお願いいたします。
■グラフの表示方法

集計期間は最大で1年間設定することが可能です。
期間を設定し「CPM集計状況を見る」をクリック
性別・年齢で集計対象を絞りことが可能です。
・顧客数推移

下部表に客数の結果が表示されます。
人数横にチェックを入れると対象者をCSVファイルでダウンロードすることができます。
各月ごとの顧客セグメント別の客数の推移を棒グラフで表示します。 離脱客が減っているか?優良客は増えているか?等の推移だけでなく、顧客セグメント別の割合も視覚的に確認できます。
・バブルチャート

色が薄いのが始点・濃いのが終点

人数横にチェックを入れて「対象者ダウンロード」をクリックすると、対象者の集計期間中のセグメントの推移がCSVファイルでダウンロードされます。
バブルチャートでは顧客の平均在籍期間を横軸、平均累計購入金額を縦軸に取り、円の大きさを人数で表します。 各セグメントごとに始点(集計期間の始め)と終点(集計期間の終わり)のバブルの大きさや位置の変化を比較し分析を行います。 また、下部の数値表では各セグメントの売上構成比、人数構成比もご確認いただくことができるようになっております。
・推移率

↑(例)2022年4月時点での推移 推移率1(青の曲線):2022年3月に初回客だった人の37.4%がよちよち客に移動 推移率2(赤の曲線):2021年3月によちよち客だった人の91.7%がコツコツ客に移動 推移率3(緑の曲線):2021年3月にコツコツ客だった人の48.6%が優良客に移動
推移率グラフは各客層からロイヤリティの高い上位客層へ、どれだけの割合の人が順調に移動しているかを月ごとに確認することができます。 当月の各客層(現役離脱含め)ごとの客数と前月の客数を比較することにより、何%の顧客が上位客層に移動したかを表示します。
・期間比較

↑(例)
集計期間:2022年1月~2022年8月の8ヶ月間を表示 比較期間:開始日にセットした2021年1月から8ヶ月間を表示 設定した集計期間と1年前の同期間、各セグメントの顧客数や推移を比較をしています。
期間比較は前年と今年で各客層の顧客数がどのように推移しているかを比較する等、2つの期間の顧客推移数の際を分析することができます。
■CPM顧客区分
顧客管理の検索画面にてCPM顧客区分を条件とした検索が可能です。
1.「顧客管理」→「検索」
2.「CPM顧客区分」のチェックボックスで検索したいセグメントを選択

3.検索をクリックし一覧表示
4.検索した顧客データをダウンロード

■メールでのCPM顧客区分利用
・手動メール
1.「配信管理」→「手動」→「新規作成」
2.「誰に送る?」をクリック
3.「CPM顧客区分」のチェックボックスで配信したいセグメントを選択

4.「検索」をクリックし該当人数を確認し「確認」をクリック
・自動メール
1.「配信管理」→「自動」→「配信設定一覧」
2.メールの種類を選択
3.属性条件の「CPM顧客区分」のチェックボックスで配信したいセグメントを選択

▼LTV-Lab 操作マニュアル CPM分析