NewCPM集計とは?

■NewCPM分析

 
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CRMの指標としてLTV-Labでも分析することができる「CPM分析」を新しく「顧客BS」、「ゴールド顧客育成マップ」の2つのKPIを用いる分析手法へ改良を行ったNewCPM分析。 顧客維持率(一年前に購入した顧客が今年も購入した率)を各Fセグメントごとに算出し、現状の顧客維持率から課題を発見するだけなく、未来の既存顧客の売上予測も参考に、効果の高いCRM施策を効率よく行う事が可能。

 

■NewCPM客層説明

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NewCPM分析では累計購入回数により顧客をセグメントし、各客層ごとに前年~本年への維持率(前年購入している顧客のうち本年も継続購入をしている割合)を算出。

■各客層のセグメント条件

1.初回顧客・・・累計購入回数が1回 2.よちよち顧客・・・累計購入回数が2回 3.コツコツ顧客・・・累計購入回数が3回 4.優良顧客・・・累計購入回数が3回~6回 5.ゴールド顧客・・・累計購入回数が7回~14回 6.稼働顧客・・・前年購入がある顧客のうち、本年も購入している顧客

※記載内容はデフォルトの集計条件の場合となり、集計条件は次ページのNewCPM設定で修正可能。

例)集計基準日2022年8月1日、ゴールド顧客の維持率 1.前年ゴールド顧客稼働数 →2020年8月1日~2021年7月31日に1度でも購入があり、かつその時点で累計購入回数が7回~14回の顧客 2.1のうち本年再購入がある稼働顧客数 →1のうち、2021年8月1日~2022年7月31日までの期間に再購入がある顧客②÷①×100がゴールド顧客の顧客維持率となり、前年ゴールド顧客のうち何%が本年も購入しているか表す。

 

■NewCPM設定

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・操作方法

1.「各種設定」→「NewCPM設定」をクリック。 2.各顧客セグメントに該当する条件を設定。NewCPM集計 では累計購入回数により各客層に分けるので右側の枠に条件となる累計購入回数を入力し、「登録」ボタンをクリックすると条件が更新。例)優良顧客7~14回累計購入回数が7回~14回に該当する顧客が優良顧客にセグメントされる。 3.各顧客セグメント名を変更することが可能です。右枠に任意の項目名を入力し「登録」ボタンをクリックすると項目名が更新されます。NewCPM分析の他画面に移動すると、項目名が設定した内容で結果表示がされます。

※デフォルトで初期設定がされています。特に変更が必要なければ、そのまま機能をご利用いただくことも可能です。

 

■顧客BS

顧客BS機能では、各顧客セグメント別の集計基準日時点での客数、顧客維持率を集計し、それをもとに5年後にどれだけの顧客数が残り、売上となるかを計算した上で、新規を獲得しなかった場合の未来の売上予測を算出を行う。

・操作方法

1.「集計/分析」→「NewCPM集計」をクリック。 2.グラフ表示不法「顧客BS」を選択。 3.集計基準日(いつの時点での集計結果を表示するか)を任意に設定し、「NewCPM集計状況を見る」をクリック。 4.各セグメントごとに基準日時点での集計結果を表示します。

集計される項目顧客維持率⇒前年稼働顧客中、本年も稼働顧客である顧客の割合 ・年間LTV ⇒稼働顧客の集計基準日から過去1年間の平均年間購入金額 ・稼働顧客数⇒前年購入有顧客のうち、本年も再購入がある顧客数 ・年間売上⇒集計基準日から過去1年間の店舗の売上合計

 

■ゴールド顧客育成マップ(マップの見方)

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「ゴールド顧客育成マップ」では、現状の各顧客セグメントごとの顧客維持率、想定される離脱客の復活率、をもとに新規顧客を〇〇〇〇人獲得した場合に1年後各セグメントにどれだけの顧客数が残存するかのシュミレーションを行う。新規獲得顧客数、維持率、復活率は手動で修正することができるため、特定の顧客層の維持率を◯%向上させれば、ゴールド顧客が◯人になるというような目標設定にご活用可能。

 

・操作方法

1.「集計/分析」→「NewCPM集計」をクリック。 2.「ゴールド顧客育成マップ」を選択。 3.集計基準日(いつの時点での集計結果を表示するか)を 任意に設定し、「NewCPM集計状況を見る」をクリック。 4.集計基準日までの過去1年間に初回購入した新規顧客のうち、1年以内にリピート購入に至った割合を集計表示。 5.各顧客セグメントごとの顧客維持率を表示。 6.各顧客セグメントごとに前年離脱した顧客のうち、本年に復活する割合を表示。 7.5の顧客維持率から残存する顧客数と、6の顧客復活率により復活する顧客数を合算し、各セグメントごとの残存顧客数を集計表示。 8.新規獲得した顧客数のうち、ゴールド顧客になる見込み顧客数の割合を集計表示。 9.集計結果をCSVファイルでダウンロード可能。

ファイル上でも黄枠の箇所は手動で修正可能です。詳細は次ページをご参照ください。

 

■ゴールド顧客育成マップ(マップの使い方)

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「ゴールド顧客育成マップ」の黄枠箇所(維持率や転換率)の値は集計時、現状の結果を表示。表示された数値は手動で値を修正することが可能であり、各値を修正することで上位セグメントの残存客数が変化していく為、目標となる「ゴールド育成率」(新規獲得した顧客の◯%がゴールド顧客になる率)を実現するためには、各顧客セグメントの維持率、もしくは離脱維持率(復活率)をどれだけ向上させれば良いのか、の指標を把握も可能。

例)上記店舗のゴールド育成率を10%にしたい場合 1.初回現役維持率を41.4%に設定(5%UP) 2.よちよち現役維持率を38.3%に設定(5%UP) 3.コツコツ離脱維持(復活)率を8%に設定(3%UP) 上記のように引き上げることにより目標に到達できることがわかります。 ※顧客BSの年間LTVよりゴールド顧客が増える事による売上のインパクトも確認することが可能です。

 

■顧客管理、NewCPM顧客区分

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顧客管理の検索画面にてNewCPM顧客区分を条件とした検索が可能。

 

・操作方法

1.顧客管理タブより検索画面を開く 2.「属性検索」欄の「New CPM顧客区分」のチェックボックスで検索したいNew CPMセグメントを選択し検索をボタンをクリック。 3.「検索結果一覧」にチェックボックスでフラグを立てたNew CPMセグメントの顧客一覧を表示

※該当顧客データをCSVでダウンロードしたい場合は右上部にある「顧客情報ダウンロード」ボタン、および「履歴情報ダウンロード」ボタンをクリックすることで可能です。

 

■手動メール配信

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NewCPM顧客区分ごとにメール等の配信を行うことが可能。手動メールの場合、以下手順で配信対象を設定。

 

・操作方法

1.「配信管理」→「手動」をクリック 2.「誰に送る?」をクリック 3.配信対象を検索する画面左下に「NewCPM顧客区分」の項目があるのでチェックボックスにて配信したいセグメント名をチェック。 4.「検索」ボタンをクリックすると該当する顧客数が表示されるので、問題がなければ「確認」ボタンをクリック。

 

■自動メール配信

自動メールにおいても、以下手順にてNewCPM顧客区分を条件に配信対象を選定することが可能。

 

・操作方法

1.「配信管理」→「自動」→「配信設定」一覧をクリック。 2.メールの種類を選択。 3.NewCPM顧客区分の項目があるのでチェックボックスにて配信したいセグメントを選択。チェックを入れたセグメントに該当する顧客のみにフォローメール等の自動メール配信される。

 

■効果測定でのNewCPMダウンロード

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NewCPM顧客区分ごとのメールの効果測定結果を、Excel形式でダウンロード可能。

 

・操作方法

1.「配信管理」→「効果測定」をクリック。 2.店舗を選択し「NewCPM集計DL」をクリック。(曜日日時指定メールと手動メールは先に送信日を選択し「送信日検索」をしてから「NewCPM集計DL」をクリック。)

 
 

▼LTV-Lab 操作マニュアル NewCPM分析

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